福井大学医学部小児科学
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先輩たちの声

女性医師短時間雇用制度について

磯﨑 由宇子(いそざき ゆうこ)
磯﨑 由宇子(いそざき ゆうこ)

私は平成15年に卒業し、福井大学病院小児科(当時は福井医科大学病院)に入局しました。2年間の研修を受け、その後関連病院で働き、平成24年に大学病院に戻ってきました。その年に出産し、以降、女性医師短時間雇用制度を利用し復帰しています。現在は、9時から17時の間で外来や入院患者さんを診ています。日当直や土日の勤務は免除していただき、周囲の先生方の御理解御協力を得て働いています。福井県内に祖父母はおらず、子供が急に熱を出したときなどは、まずは私が仕事を休んだり途中で抜けなければなりません。当医局ではそういった時の周囲の方々の対応が柔軟で、よくサポートしていただき、安心して子供の面倒をみることができ、感謝しています。今後も子育てをしながら、できる範囲で仕事を続けていきたいと思っています。

他院でのキャリアを生かした働き方

巨田 元礼(おおた げんれい)
巨田 元礼(おおた げんれい)

皆さんこんにちは。僕は福井県生まれの福井県育ちですが、大学は他県に出ていました。当時は臨床研修制度の開始前だったため、卒業後すぐに卒業大学の小児科に入局し、1年間は大学の附属病院で、その後4年間は近隣の市民病院で働き、経験を積みました。大学病院では多くの同期とともに ”小児科のいろは” を学び、その中で ”生まれたばかりの赤ちゃんから成人に達した小児期発症の患者さんまで、幅広い患者さんに関われること” が小児科の最大の魅力と感じました。そのような患者さんとの関わりを目標に、NICUと小児科病棟どちらも経験できる市民病院を希望し、働かせていただきました。その病院での経験は、NICU症例から様々な分野の多くの小児疾患にわたり、今でも自分の中では大きな糧となっています。
結婚を機に故郷の福井で働きたいと考え、福井大学小児科医局に移りました。小浜、敦賀と嶺南で地域に密着した医療を経験し、特に敦賀では重症心身障害児(者)の医療に関わることができ、とても良い経験になりました。 その後、大学病院に移ってからは、研修医の頃から小児科医になったらサブスペシャリティーとして専門性を高めたいと考えていた、小児神経の診療に主に従事しながらも、これまで経験してきた様々な分野の診療に関わっています。自分の経験を活かせるこの医局で、故郷の小児医療に貢献できるような仕事ができ、さらに専門分野にも磨きをかけられるという魅力を感じています。
皆さんもこれまでの経験を活かしつつ、色々な形でさらに上を目指して研鑽できるところです。卒業大学や出身地に関わらず、多彩な人が集まってきていることも魅力です。みんなで協力して、福井の小児医療を高めるために頑張っている医局ですので、多くの人たちと一緒に働いて、お互いに高め合っていけると良いなと思っています。

母として小児科医として

五十嵐 愛子(いがらし あいこ)
五十嵐 愛子(いがらし あいこ)

私は他病院で初期研修医を行い、専攻医の時に福井大学小児科に入局しました。その後は大学病院や関連病院で研修を行い、小児科専門医を取得しています。
小児科専門医取得後は、大阪府立母子保健総合医療センター新生児科で2年間、新生児分野を勉強して、平成27年に福井大学病院に戻ってきました。平成28年に1人目を、平成29年に2人目を出産していますが、院内保育園を利用して、1人目は生後4か月の時に、2人目は生後6か月の時に、3人目は生後7か月の時に復帰することができました。院内保育園は病院の敷地内にあり、園庭つきのとても広々とした施設です。0歳児、1歳児、2歳児以上とクラス毎に部屋は分けられており、広い園庭とホールもあるので、子供はのびのびと遊ぶことができ、毎日が楽しそうです。保育士の方も細やかな対応をしてくださるので、とても安心して預けることができています。職場は近くなので送迎にも便利です。医局の先生方には子育てについて非常にご理解を頂いており、子供の熱で急に休まなければならない時もサポートが得られるため、NICUで主治医をしながら働くことができています。
福井大学小児科は、出産後も働ける環境が非常に整っています。出産後もキャリアアップは可能です!! 育児中、もしくは結婚・出産を考えている女性医師の方、一緒に福井大学小児科で働きませんか?

サブスペシャリティ研修で更なるステップアップを

奥野 貴士(おくの たかし)
奥野 貴士(おくの たかし)

私は、現在の卒後研修制度が始まった年に大学を卒業し、大学のプログラムで初期研修を行いました。小児科に入局後は、大学と一般病院で研修を行い、小児科専門医を取得しました。「とにかく、県外の病院に出てみたい。家族(子供)の都合がつく間に・・・。」と、卒後4年目頃から教授にお願いし始め、卒後7年目から8年目に長野県立こども病院の新生児科で研修をさせていただきました。正直に言うと、少し刺激があればどんな分野でも良かったのですが、大学病院にNICUができる時期であったこと、専攻医中にもっとも診療に関わることが多かったことから、新生児分野を選択しました。研修中には、福井の病院では経験が少ない疾患に関わったり、新生児搬送や、外科・循環器科など他科スタッフとのコミュニケーションなどを学ぶことができました。当初は、慣れない環境がストレスにもなりましたが、全国から集まった仲間からの良い刺激の方が多かったと感じています。仕事環境や家庭環境や巡り合わせが、自分のキャリアパスに重要だと思いますが、思い立った時には、自分から上司に掛け合い、環境を変えたり作ることも必要かと思います。国外・国内留学は他の医局員のみなさんに、負担をかけることにもなるのですが、当医局では、希望に応じた研修を実現するために、協力し合う雰囲気があります。自分のペースに合わせた研修が可能ですので、是非一緒に仕事をしましょう。

臨床を生かした研究を目指して

川崎 亜希子(かわさき あきこ)
川崎 亜希子(かわさき あきこ)

私は卒業した年に初期研修医制度が始まったこともあり、他病院で初期、専攻医を終えた後、卒後6年目に母校の福井大学小児科に入局し、その翌年に大学院に入学しました。
本学では臨床業務を継続した大学院生が多く、当科でも大学院生期間の中で徐々に臨床から研究へとシフトしていく体制をとっています。臨床の継続はキャリアや給与等助かる面も多いですが、入学当初は慣れない研究をどうやって臨床と両立すればよいかと悩み、くじけそうになることもしばしばありました。しかし、何でも相談に乗ってくださる教授をはじめ研究グループの先生方に励まされ(叱咤?)、また自分よりずっと以前から当研究室の研究に携わってこられた頼もしい技術補佐員の方々に助けてもらいつつ、無事大学院を終えることができました。
そして他の先生方のご理解とご支援で病棟業務の融通をきかせて頂くなどもあり、現在も研究を続けさせていただいております。我々の研究グループでは食物や気道アレルギーに関して、基礎・臨床の研究を行っており、私は大学院での課題を継続し、『食物アレルギーの新たな感作モデル』や『母乳とアトピー性皮膚炎の関係性』等について主に研究を行っています。臨床をしながら研究を続けることは、やはり時間的にまた肉体的に困難なこともありますが、臨床の視点を生かした研究を強みとして、そして臨床に還元できる研究を目指して今後も少しずつ頑張っていきたいと思います。
臨床で感じた疑問を解決したい、臨床に生かせる研究をしたい皆さんと一緒に取り組んでいけたらと思います。

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病態制御医学講座 小児科学

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